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【健瀧ゼミナール 001】 「かみ」の語源

  • 小中 健瀧
  • 2015年12月23日
  • 読了時間: 1分

前回のゼミで話してきましたように、カミは朝鮮半島のコムの発音らしい。

あのマナがモノになったのと同じである。

また中国ではこの存在に「神」という文字を与えていた。

そして日本人はカミを漢民族の神とよんだものと同じと考えた。

同じく北海道人はこれをカムイと受け入れた。

あくまでも、推理であるが、イは朝鮮にも古代日本語にも登場する助辞で、存在を確認する働きを示すように考えられる。

それではカミ(コム・カムイ)とはどんな存在なのか?

面白いのはコムは今でも朝鮮半島で熊をさし、「日本書紀」にも朝鮮の地名・熊津(くまなり)が登場している。

現在、公州博物館には古代に信仰された熊の石像がある。

もっと面白いのは英語のbear(ベアー)も神を意味するのである。

また円卓の騎士のの王Arthurも熊王だという。

そして中国の古代夏の聖人・禹王も熊というな伝説がある。

只、だから短絡的に、私はカミは熊のことだと言うのではない。

カミはあくまでも、超越的な存在のことで、具体的にいえば、熊もその一つの動物であったに過ぎないと私は考えるのである。

以上。

 
 
 

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小中 健瀧(こなか けんりゅう)

日本理気学会 代表理事

​シュヴァイツアー協会 日本事務局顧問

環境理気学研究所 所長

統合医療研究会 会長

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