

【健瀧ゼミナール 054】自由を求めて不自由になった現代人・心はいかにして自由になれるのか?
このテーマは、人間が生きていく為の永遠の問題かもしれない。 まさにその問いを思想したのが、今から約二千三百年前に中国の戦国時代中期に書かれた思想書「荘子」である。 著者の名前は「荘子」または「荘周」ともいう。 ...


【健瀧ゼミナール 053】日本巡礼と日本の心旅「伝統文化と人情が通う町」
昨日は奈良県五條で、噂に聞いた伝統文化と心の町に行きました。 そしてある焼きそばのお店で、本当に話に聞いたようにスーパーシンクロがいつものように起きます。 もうスーパーシンクロの言葉は軽すぎるように聞こえます。これは言霊と呼んだ方が日本の気候風土や文化にあっていますね。 ...


【健瀧ゼミナール 052】日本とは何であるのか
卑弥呼も謎ですが、後にその詳細は書きますが、つまり大和姫です。 卑弥呼亡き後に、娘の台与(とよ)が十三歳で継いだと、三国志の魏志倭人伝中国・後漢末期180年頃~280年頃)に書かれているが、詳しいことは書かれていない。 ...


【健瀧ゼミナール 051】「住まう家」について
私の「住まい」と「家」の造るという考え方は、いかにその地理や地形やその場のエレメント(元素)に調和されるか、ある種の器であるミクロコスモス(小宇宙)が、人が、或いは家族が住む家です。 また人間が生命として誕生する母親の子宮の器のようなマクロコスモス(大宇宙)です。...


【健瀧ゼミナール 050】教育勅語とは何だったか
東洋思想家である、小中健瀧は断固として抗議をします。 そもそも、教育勅語たるものは明治政府政府が明治23年10月に当時の総理大臣であった、元・長州の山縣有朋が井上毅に原案を考えさせ、元田永孚にと二人に書かせた、短絡的な理念文である。...


【健瀧ゼミナール 049】今日は「愛」というゼミナール
(これは、私が渾身を込めて書きました。是非読んで下さい。) もう仮面を脱ぎなさい、そして共依存やペルソナから脱しよう本当のあなたの為に。 何といっても今、日本の社会では、自我を前提に成功サクセスを目的にしますが、それが証拠に、言ってることとやってることの自己矛盾の明らか...


【健瀧ゼミナール 048】奈良に魅せられて四季に生きる尊き人達
東大寺二月堂のお水取りも、もうすっかり終わり、暦では明日の四月四日から、清明の気を迎えることになりました。 いよいよ春らしい暖かな日和が来ることでしょう。 奈良と言えば懐かしいですが、今から12年前から五年間住んでいました。私は奈良に住んでいた頃に人生で、初めて学んだ尊きこ...


【健瀧ゼミナール 047】この時代に何を信じて生きればいいのだろう?
今、何が格差社会なのか? いつも不幸な時代には立場の弱い人達が犠牲になる。それは明らかに、子供と老人や、心が弱く、また心の優しい人達である。 この偽善と艤装社会が進む中で、自殺者が増えています。また、親子の関係がおかしくなっていっています。...


【健瀧ゼミナール 045】「明治維新」とはなんてあったのか?歴史に学ぶとは何か?
明治政府に、伝統文化や保守の思想が無くなって行ったのは何故なのか? それは会津の南部藩が、真冬に着の身、着のままで東北の端まで、何千人と追いやられ、殆どの人が寒さと飢えで亡くなっていったことを、われわれ日本人と称する者は忘れていってもいいのか?...


【健瀧ゼミナール 046】明治政府の暴略に立ち向かうサムライたち、そして外国に「日本論」「日本人論」を
明治中期になると、次々に「日本人論」が書かれていった。 まず内村鑑三が「代表的日本人」(1894)、新渡戸稲造の「武士道」(1899)、岡倉天心が「茶の本」(1906)であった。 この三人は諸外国に留学などいっており、外国から日本を眺めており、失われていく日本がよく観えたの...